庭木の植え替えに適した時期とは?
2024/02/15
庭木の植え替えに適した時期は、樹種によって異なります。
一般的には、植物の生育が停止する冬場や、水分蒸散が少ない雨期が最適です。
そこで今回は、庭木の代表的な樹種別に植え替えの適期をご紹介します。
庭木の植え替えに適した時期とは
落葉樹の場合
落葉樹とは、冬になると葉を落とす樹木のことです。
葉が落ちて休眠状態になる11月下旬~3月初旬までが、植え替えの最適期とされています。
この時期に植え替えることで根の回復が早まり、春に芽吹きやすくなるというメリットがあります。
ただし、霜や雪が降る地域では凍害を避けるために、2月中旬までに済ませることが望ましいです。
常緑広葉樹の場合
常緑広葉樹とは、一年中葉を落とさない樹木のことです。
新芽が出る前の6月~7月が植え替えに適しています。
この時期に植え替えると根の成長が活発で、移植後の定着が良くなります。
暑さや乾燥に弱い種類は、4月~5月に行う方が安全でしょう。
針葉樹の場合
針葉樹とは、葉が細長く針のような形をしている樹木のことです。
春と秋の気温が穏やかで水分補給が容易な、3月~4月と9月~10月が植え替えに適しています。
この時期に植え替えると、根の成長と枝葉の発達がバランス良く行われます。
冬季に休眠する種類の場合は、11月下旬~3月初旬に行う方が良いでしょう。
まとめ
庭木の植え替えに適した時期は、樹種によって異なります。
落葉樹は11月下旬~3月初旬・常緑広葉樹は6月~7月・針葉樹は3月~4月と9月~10月が植え替えの適期です。
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