根腐れの原因について
2023/11/15
根腐れとは、植物の根が何らかの理由で腐ってしまう病気です。
何が原因で根腐れを起こしているのか把握することで、予防することができます。
そこで今回は、根腐れの原因について解説します。
根腐れの原因とは
水のやりすぎ
水をやりすぎると、根に酸素が行き渡らなくなり根腐れを起こす可能性があります。
また、土の中に雑菌が繁殖する環境を作り出し、根に感染して腐らせたり栄養を奪ったりするため、適切な量の水をやることが大切です。
土の水はけが悪い
土の水はけが悪いと、水分が溜まってしまい根腐れの原因になることがあります。
粘土質や重質の土は空気を含む隙間が少なく、水分を保持しやすいです。
根に酸素が行き渡らず呼吸困難に陥りやすいため、水はけの良い土を選びましょう。
雑菌の繁殖
雑菌は水分や有機物が豊富な土の中で増殖しやすく、根に寄生して腐らせたり栄養を奪ったりします。
雑菌に感染した根は、黒く変色したりぬめりが生じたりするため、異変に気付いたら早めに対処しましょう。
肥料のやりすぎ
肥料は植物の成長を促しますが、やりすぎると土の塩分濃度を上げてしまいます。
塩分濃度が高いと根から水分が抜け、根が乾燥する原因になるのです。
また、土のpHが変化することによって、根に適した微生物のバランスが崩れてしまいます。
まとめ
根腐れは、水のやりすぎ・土の水はけの悪さ・雑菌の繁殖・肥料のやりすぎなどの原因で発生します。
原因を把握しておくことで、根腐れの予防や対処に役立つでしょう。
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