屋上緑化のメリットとは

近年は屋上に緑を植えた建物が増えており、その効果に期待が寄せられています。
屋上を緑化するとどのようなメリットが生まれるのか、気になる方も多いでしょう。
そこで今回は、屋上緑化がもたらすメリットについて解説いたします。

屋上緑化のメリット

地球温暖化への対策

近年、世界中で発生している異常気象の多くは、地球温暖化が原因とされています。
温室効果ガスの排出量が増えたことによって、地球全体の気温が上がったためです。
植物は、温室効果ガスに含まれる二酸化炭素を吸い込み、酸素を吐き出す「光合成」によって成長します。
屋上緑化で植物を増やせば、それだけ多くの光合成が行われるでしょう。
二酸化炭素の量を減らすことにつながり、地球温暖化への対策に期待が持てます。

ヒートアイランド現象の緩和

「ヒートアイランド現象」とは、郊外と比べて都市部の気温が高くなる現象のことです。
高層ビルが建ち並ぶ大都市に多く、熱中症を引き起こす危険性が高まると言われています。
夜になっても気温が下がらず、暑さによる不快感が長時間にわたって続くのが特徴です。
屋上緑化には、建物への熱の蓄積を抑制する働きがあります。
高温の建物が減れば、ヒートアイランド現象の緩和につながるのがメリットです。

建物の保護

建物の外側は、常に紫外線や有害な物質を含む雨水にさらされています。
どちらも建物を劣化させる大きな要因ですが、屋上緑化を行うことで建物を保護してくれます。
屋上の緑が紫外線と雨水を吸収し、建物への直接的なダメージを食い止められるのがメリットです。

まとめ

屋上緑化には「地球温暖化への対策」「ヒートアイランド現象の緩和」「建物の保護」といったメリットがあります。
かけがえのない地球と大切な建物を守るため、屋上緑化への期待はますます高まるのではないでしょうか。
当社は川崎市を拠点に、造園を含むエクステリア工事を手掛けております。
屋上緑化に関するご相談は、当社にお気軽にお寄せください。